体力的に楽なシステムエンジニアの種類は?
システムエンジニアのデメリットは仕事がハードな点です。納期前には、何日も徹夜をして仕事を終わらせなければならないことがあります。体力がないと長く続けていくことはできません。年齢を重ねる前にランクアップをして、少しでも楽な仕事を任せられるようにしておくのが賢い戦略となります。
ただ、システムエンジニアと一口に言ってもその種類はさまざまです。中には体力的に楽な仕事もあります。たとえば、機械の設計から運用、メンテナンスの担当をするのであれば、デスクワークをする必要がありません。モニタを見つめてプログラミングをするタイプのシステムエンジニアもいますが、これは頭も使うので、座り仕事だといっても体力的に厳しくなってきます。実際にやってみなければ分からないほど、エンジニア業界は細かく分業制が浸透しています。そんな中でも最も体力的に楽なのが、顧客に対して専門家の立場からシステム設計のアドバイスをする仕事です。
いわゆるコンサルティング業務の一つですが、システム系エンジニアの中でもベテランはこうした業務を担当するケースが多いです。顧客と入念にコミュニケーションを取って、どういったシステムを必要としているのか聞き出します。要求分析は、システムを設計するときに一番最初に行う上流工程の一つになります。その後、要件定義をして基本設計を決定していきます。このあたりの仕事はまだ体力が必要とされることが少ないようです。
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